- 洗面台に求める条件によっておすすめのメーカーが異なる
- 欲しい洗面台の条件をできる限りまとめておくのがおすすめ
- 掃除の手軽さや収納の多さ、デザイン性など総合的に見て選ぶことが大切
家の中で意外と使う回数が多いのが「洗面台」です。
最近では、洗面台にこだわる方が増えており、広さやデザインを自分好みにできる「造作洗面台」を作る方もいます。
しかし、洗面台は種類が多く選択肢が豊富なので、どんなものを選ぶか悩みがち。
そこで、今回はおすすめ大手メーカーであるLIXIL・TOTO・パナソニックの3社の洗面台について、特徴をご紹介していきます。
浜崎編集長
洗面台メーカー別の特徴紹介
洗面台は種類がさまざまで、価格帯にも大きな差があるもの。
まずは、洗面台に「どれくらいこだわりたいのか」や理想の条件から、予算をしっかりと決めて洗面台選びを始めると、最適なメーカーを見つけやすくなります。
今回は、おすすめの大手メーカーとして取り入れることが多い「LIXIL」「TOTO」「パナソニック」の洗面台について、ベーシックなモデルをご紹介していきます。
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浜崎編集長
デザインと価格のバランスが取れているLIXIL
引用:リクシル
洗面台デザインのバリエーションが多く、周辺キャビネットなどもカスタマイズがしやすいと定評があるのが、人気メーカーの「LIXIL(リクシル)」です。
ホテルのような高級感がある洗面台を実現できる「ルミシス」や掃除がしやすくスマートな見た目の「エルシィ」など、要望によって最適なデザインかつ豊富な価格帯から選べるメーカーとなっています。
LIXILの代表的な洗面台の中でも価格帯が安くおすすめなのが「Piara(ピアラ)」というモデル。
Piara(ピアラ) | |
価格帯 | 16万5,000円〜38万5,000円 |
本体間口(広さ) | 500・600・750・900(mm) |
本体奥行き(広さ) | 500・540(mm) |
特徴 | 広々ボウル・ステップスライド・くるくる水栓 |
間口や奥行きの広さが豊富であるうえに、トータルキャビネットやオープンランドリータイプなど、収納の選択肢もさまざまです。
家事のしやすさだけでなくデザイン面でも自分好みの設備を選べるので、マイホームに最適な形を実現しやすいと言えます。
身支度や家事がしやすくなる洗面化粧台であることから、底面が深くて大容量の広さがあるボウルと使いたい位置に回しやすい水栓を採用。
さらには、背が届かない小さなお子様の踏み台となるステップスライドもついているので、子育て世帯にも人気になっています。
浜崎編集長
収納面で普段使いがしやすいTOTO
引用:TOTO
トイレや洗面台など水回りの設備に強いメーカーである「TOTO(トートー)」は、実用性が高い洗面台が多めです。
収納の充実さが特徴で、本来であればデッドスペースとなる排水管のまわりまで有効活用した収納の広さが人気です。
さらに、こだわっているのが掃除のしやすさ。
独自のセフィオンテクト陶器ボウルを採用することで、サッと拭くだけで汚れが落ちやすい洗面台となっています。
TOTOの洗面台の中で人気のモデルは、コンパクトな「SAQUA(サクア)」です。
SAQUA(サクア) | |
価格帯 | 15万9,390円〜 |
本体間口(広さ) | 600・750(mm) |
本体奥行き(広さ) | 560(mm) |
特徴 | ヘアキャッチャー・エアインシャワー・奥ひろ収納 |
スクエア型で作業がしやすい洗面器はもちろん、髪の毛を捨てやすいヘアキャッチャーで掃除のストレスを削減。
排水溝周りも汚れが溜まりにくい構造となっています。
さらにサクアでは、水滴に空気を含ませることで一粒を大きくする「エアインシャワー」を導入し、従来よりも最大約20%の節水が可能です。
また、収納幅が大幅にアップするキャビネットは、配管構造に工夫をするTOTO独自の技術で、広い収納スペースを実現しています。
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浜崎編集長
機能面で選ぶならパナソニック
引用:パナソニック
家電メーカーならではの使いやすさや機能面の充実さが人気のメーカーが、「Panasonic(パナソニック)」の洗面台です。
一人ひとりの生活スタイルやさまざまな空間に適した洗面台を選べるように、価格帯別に4種類のシリーズが展開されており、その中でも豊富な設備から選択できます。
特におすすめのシリーズが、お手頃な価格かつ多彩なプランで暮らしにフィットする「C line(シーライン)」。
C line(シーライン) | |
価格帯 | 18万3,000円〜 |
対応間口(広さ) | 750・900・1000・1200・1620・1650・1700・1800(mm) |
種類 | 水栓7種・カウンタ2種・扉16種 |
特徴 | LED照明・すっきり家電収納・スゴピカ水栓 |
シーラインの中でも4つに分けられ、収納力が高いキャビネットプラン・足元がすっきりするフロートプラン・見せる収納を楽しめるオープン棚プラン・スペースが広いワイドカウンタープランがあるので、選択肢が豊富なことが特徴です。
さらに、家電メーカーならではのLED照明で、メイクのしやすさは抜群。
収納内部にコンセントがあるため、毎日使う電動歯ブラシや美容家電を収納しながら充電できます。
汚れがとれやすくお手入れがしやすいスゴピカ水栓(有機ガラス系)や抗菌加工アイテムを採用しているので、清潔が持続するのも嬉しいポイント。
タッチレス水栓にも対応しています。
浜崎編集長
洗面台の選び方
おすすめ大手メーカーの洗面台について特徴や広さが分かりましたが、洗面台を選ぶときには注目すべきポイントを押さえてから決めることをおすすめします。
例えば、洗面台をデザインや価格だけで選んでしまうと後悔しがち。
家族の生活スタイルや洗面台の使い方にマッチしていることが大切です。
「収納が多くすっきりした洗面台が欲しい」「ペットのお風呂に使いたい」「掃除の楽さを重視したい」など、まずは優先したいことを明確にします。
そこから、最適な広さや設備、価格帯を決めておくと、家族にぴったりの洗面台が選びやすいです。
浜崎編集長
サイズ感は重要
まずは、マイホームの洗面台が入るスペースを測ることが重要。
購入後に設置できなければ意味がないので、必ず間違いがないかをチェックしてください。
さらに、洗面ボウルの大きさによって利便性が大きく異なるもの。洗面台でバケツに水を入れたり、汚れた衣類を洗ったりと頻繁に使用する方は、縦と横の大きさだけでなく、深さも必要になります。
なお、大きすぎても無駄なスペースを取ってしまうので、最低限の手洗いスペース(蛇口と洗面ボウル)のみで良い場合は、低価格で買えるコンパクトな形の洗面台がおすすめです。
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浜崎編集長
収納の多さ
何かと収納スペースが不足しがちな洗面台。
普段使っているものが多い方は、洗面台周りが散らからないように、広さにゆとりがあるキャビネットを選ぶことが大切です。
下記のケースに当てはまる方は、広い収納がある洗面台がおすすめです。
- タオルを入れたい
- コンタクト用品を置きたい
- 化粧品や美容家電が多い
- ペット用品を収納したい
- 子供用のお風呂グッズを入れたい
あらかじめ洗面台に片付けたいものをまとめて、どれくらいの収納スペースが欲しいのかを決めておくと、洗面台選びの際に便利です。
なお、造作洗面台を作る予定の方は、キャビネットのみの購入が可能なメーカーを探す必要があるのでご注意ください。
[ad12]家全体のイメージに合わせたデザイン性
毎日使う洗面所は機能性が大切ですが、住宅の一部となる設備であることから、住宅のイメージにマッチしたデザイン性も重要です。
特に、内装デザインにこだわっている場合は、洗面所だけ浮いてしまうことがないように、内装のメインカラーと同じ色か類似色を選ぶと、全体がまとまりやすいのでおすすめです。
スタイリッシュ → ガラス製
温かみのある家 → 木目調
高級感のある内装 → 人工大理石
マイホームのデザインにこだわりたい方は、家全体のイメージにマッチした洗面台を選べると、さらに統一感のあるオシャレな空間を実現できます。
最近では、扉の色や設備のデザインを選べるメーカーが増えてきていることから、個性的なデザインも豊富です。
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浜崎編集長
その他の機能面
洗面台の使用方法によっては、「絶対にこの機能が欲しい」というものがあるはず。
必ずつけたい設備やこだわりがある場合は、まず条件を満たすメーカーから選ぶと、選択肢が絞られやすいのでおすすめです。
洗面台で人気の機能(こだわり)は下記の通りです。
- 蛇口のタイプ
- 鏡の多さ
- ライトの明るさ
- 子どもの踏み台つき
使用用途によっておすすめの機能は異なりますが、特に蛇口のタイプに関しては人それぞれこだわりが出やすいポイント。
例えば、タッチレス水栓やシャワータイプの水栓、掃除がしやすい壁付水栓、温水がすぐに出るタイプなど、理想の洗面台に近づける水栓をチェックしておくことをおすすめします。
[ad14]まとめ
おすすめの洗面台や大手3メーカー(LIXIL・TOTO・パナソニック)の洗面台の特徴についてご紹介しましたが、洗面台に求める条件によっておすすめのメーカーが異なることが分かりました。
洗面台を購入するときは、ご自身や家族にとって1番使いやすい洗面台であることが最優先です。
まずは、欲しい洗面台の条件をできる限りまとめておくのがおすすめです。
- こだわりの機能
- 収納の多さ
- 掃除の手軽さ
- デザイン
上記の中から優先順位を決めておくことで、洗面台のメーカーやシリーズを選びやすくなります。
なお、マイホームの洗面所周りの環境(収納・広さ)によって、洗面所に求めるものは大きく変わってくるので、余分な機能を付けすぎて無駄なスペースが生まれないようご注意ください。
事務員
浜崎編集長