知っておかないと苦労することも?ダウンライトのメリット・デメリット紹介

この記事のざっくりとしたポイント
  1. 壁の凹凸をなくしたオシャレな空間にしたい、落ち着いた照明が欲しい方におすすめ
  2. 照明制御アプリや人感センサーなど便利な機能が付いているものもある
  3. 将来的な生活スタイルや交換時期なども考慮しながら選ぶことが大切

部屋全体の印象を大きく左右する照明。

近年では、照明を天井に埋め込んで広々とした部屋を演出できる「ダウンライト」が人気になっています。

しかし、おしゃれでスタイリッシュな空間を実現できる一方で、デメリットもあるので注意が必要です。

そこで今回は、ダウンライトのメリットとデメリットをご紹介します!

浜崎編集長

ダウンライトをうまく活用するポイントもまとめてあるので、ダウンライトを採用するか迷っている方は、ぜひチェックしてくださいね。

ダウンライトを設置するメリット

なぜ、最近ダウンライトが人気になっているのか気になるという方も多いのではないでしょうか?

実は、一般的な照明にはないダウンライトならではのメリットが多くあるからです。

また、一括りにダウンライトといっても、光の色や明るさを調節できたり、角度を変えられたりと種類が多いことも嬉しいポイント。

なお、好きな部屋の印象やこだわりによって、ダウンライトが合う人と合わない人がいるので、「ダウンライトのメリットと照明に求めるものがマッチしているか」を確認することが大切です。

浜崎編集長

まず、ダウンライトを採用するメリットから3つご紹介していくので、ダウンライトが気になっている方はぜひチェックしてみてください。
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部屋が広くすっきりとした見栄えになる

ダウンライトは天井に埋め込まれていることが多いため、照明による部屋の圧迫感がなくなりスッキリとした見栄えになるのが人気のポイントです。

天井の凹凸がフラットになり、視界を遮るものがなくなるので、部屋の中を模様替えしたとしても照明が邪魔になる心配がありません。

また、最近ではダウンライトのデザインのバリエーションも増えてきており、部屋のコンセプトに合ったおしゃれな空間を演出しやすくなっています。

ダウンライトのデザイン例

スタイリッシュ系 → かっこいい見た目の艶消しブラック

シンプル系 → 天井に溶け込みやすいホワイトコーン

和風系 → 四角いフレームの木製枠

デザインが豊富なことはもちろん、節電効果が高いダウンライトや色味を鮮やかに見せるダウンライトなど、好みの性能を選べる特徴も人気です。

浜崎編集長

光を照らす範囲や照明の色味を調整できるダウンライトもあるので、部屋のデザインにこだわっている方にとっては、オリジナリティを出しやすい照明です!
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ホコリが溜まりにくくメンテナンス性が良い

一般的な照明器具の場合は、照明に埃がたまりがちでメンテナンスが大変です。

ふと天井を見上げたときに、「照明の中にある埃や虫の影が黒く透けていて不快な思いをした」という経験がある方も多いのではないでしょうか?

しかし、壁に埋め込まれているダウンライトなら照明に溜まる埃を気にする必要がありません。

綺麗好きな方にとっては、掃除が楽になるダウンライトの方が圧倒的にストレスが減少できると言えます。

便利な機能
  • 照明制御アプリ
  • 人感センサー
  • Bluetooth接続

さらに、最新のダウンライトならメンテナンス性が高いことはもちろん、操作性も抜群で、上記のような便利な機能が搭載されているものも多いです。

掃除が楽で清潔というポイントに加えて、便利な生活が実現できる機能も満載であることから、ダウンライトを採用する方が増えています。

機能性が優れている照明はたくさんありますが、掃除をほとんどしなくても良いという特徴は、ダウンライトならではのメリットですね。

事務員

照らしたい場所を狙って照らせる

部屋全体の照明をダウンライトにするだけでなく、通常の照明にプラスしてダウンライトをつけるケースもあります。

一点だけを集中的に照らす「集光タイプ」のダウンライトは、美術館やカフェなどでも採用されていることが多め。

部屋のライトアップに最適なだけでなく、壁の絵画や部屋にあるコレクションなどを照らすためにも活用できます。

一般的なダウンライト(ベースタイプ)に加えて、照らしたい場所を狙って照らせるダウンライトが2種類あります。

ダウンライトの種類

ピンホールタイプ:狭い範囲をピンポイントで照らせる

ユニバーサルタイプ:照らす角度を調節できる

何かを飾るときなど特定のものを目立たせたい場合は、ピンホールタイプで周りとの明暗差をつけると、かっこよく際立たせることができます。

一方で、複数の美術品や絵画を照らす場合は、角度を調節できるユニバーサルタイプがおすすめ。模様替えやオブジェの追加があるときでも対応しやすいです。

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ダウンライトを設置する際に気をつけたいデメリット

一般的な照明よりもおしゃれで汚れにくいというメリットがあるダウンライトですが、設置する際に気をつけたいデメリットもあります。

デメリットを確認せずにダウンライトを採用してしまうと、住み始めてから後悔するケースも。

最近ではダウンライトの種類が増えているので、ご自身がダウンライトを取り入れる目的を明確にして、条件にマッチした種類を見極める必要があります。

ダウンライトを設置する予定の方はデメリットを把握したうえで、しっかりと対策をしてから導入することをおすすめします。

事務員

浜崎編集長

ここでは、ダウンライトを設置する際に気をつけたいデメリットを2つご紹介するので、マイホームにダウンライトを検討している方は、ぜひ確認しておいてくださいね。
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種類によっては交換を業者に依頼する必要がある

ダウンライトには、自分で電球を取り替えられるタイプと施工業者しか交換できない埋め込みタイプの2つがあります。

ダウンライト交換費用相場

本体代:種類による(3,000円〜2万)

出張費:5,000円〜10,000円

取り外し・取り付け:2,000円〜5,000円

廃棄費用:1,000円前後

電球交換を依頼する時期や業者によって価格の差は大きいですが、ダウンライトの交換には2万円以上かかることも多いのがデメリットです。

浜崎編集長

交換のたびにお金がかかるだけでなく時間もかかってしまうので、手間を減らしたい方は、購入時に自分で交換できるダウンライトを選ぶことをおすすめします。

一度設置すると変更がしにくい

天井に穴を開けて設置するダウンライトは、一度穴を開けてしまうとリフォームなどをしない限り、位置の変更ができません。

例えば、趣味のコレクションを照らすダウンライトを設置したとすると、コレクションのものを移動させるとダウンライトが無意味になるというデメリットも。

採光の向きを変えられるダウンライトを導入しておくか、模様替えをしないようにするなどの工夫が必要になります。

もし、部屋のデザインを変えたくなる可能性があれば、部屋全体など照らせる範囲が広い「拡散タイプ」にしておくと、場所を移動しても影響が少ないですね!

事務員

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ダウンライトをうまく活用するためのポイント

ダウンライトのメリットとデメリットをご紹介しましたが、ダウンライトを採用するときは、メリットをうまく活用できる場所に設置することが大切です。

住み始めてから後悔しないためにも、将来的な生活スタイルや交換時期なども考慮しながら慎重にご検討ください。

「マイホームのどこにいくつ設置したいのか」など、ダウンライトに求めるものを具体的にイメージしておくと、種類を決める時にスムーズに進むのでおすすめです。

浜崎編集長

ここでは、具体的にダウンライトを設置する際に知っておきたい活用ポイントを3つご紹介します。
特に、まだダウンライトを設置する場所を決めていない方は、知っておくと便利な情報なのでぜひチェックしてくださいね!

事務員

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事前にしっかりと打ち合わせをする

ダウンライトのメリットデメリットを把握せずに、なんとなくで配置してしまうと後悔しがち。

反対に、どういった目的でどんな機能が欲しいかなどしっかりと打ち合わせをしておくことで、理想の部屋を演出できるダウンライトが見つけられます。

ダウンライトの導入例

「部屋全体を明るく照らしたい」:拡散タイプで広い範囲を明るく照らす

「コレクションや絵画を照らしたい」:ピンホールタイプで狭い範囲を際立たせる

「間接照明として取り入れたい」:明るさ変えられるタイプで自由に調整する

「メンテナンス性に優れたものが良い」:自分で交換できるタイプで長持ちするLED

個数やタイプはもちろん、色合い調節機能や明るさ調整機能の有無なども含めて、事前にできる限り詳しく調べておくのがおすすめです。

ダウンライトの色には、オレンジがかった暖かみがある「電球色」から作業や学習に向いている「昼白色」、バランスのとれた「温白色」などがあるので、部屋ごとの光の色合いも決める必要があります。

寝室やリラックススペースの真上などは眩しいので避けて配置する

通常の照明よりも狭い範囲を照らすことが多いダウンライトは、直接見てしまうとかなり眩しいという特徴があります。

そのため、横になってくつろぐ寝室やリラックススペースなど、上を向く部屋に採用したい場合は、真上の眩しい位置を避けて配置する工夫が必要です。

寝室にダウンライトを取り入れたい場合は、下記の対策がおすすめです。

寝室におすすめ
  • 調光できるタイプ
  • 暗めの電球色
  • 足元を照らす間接照明

明るさを調整できるタイプなら、作業をしたいときは明るく、寝る直前だけ暗くできるのでスムーズに入眠できます。

さらに、色合いは暗いバーなどでも導入されている暗めの電球色がおすすめ。オレンジがかった温かみのある空間を演出できるため、落ち着いたリラックスタイムを手に入れられます。

また、足元を照らす間接照明なら、睡眠を邪魔することなく便利。映画館のように足元を照らすやさしいダウンライトになるので、トイレやリビングに行く時に移動がしやすいです。

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直接照らす以外にも壁の反射などを利用して柔らかな明るさを演出できる

照明を使ったおしゃれな空間にしたい場合、ダウンライトでは光が強すぎると感じる方も多いはず。

そんな時は、白い壁や柱などに当てて光の反射を利用するのが裏ワザ。

間接照明になるので、直接照らすよりもふんわりとした光で部屋全体をトーンアップしてくれます。

間接照明に向いている方
  • 家の内装にこだわっている
  • 家の中で暗い場所がある

壁紙や家具など家全体のデザインにこだわっている方は、おしゃれな空間を演出できるダウンライトの間接照明を取り入れることで、元々のデザインをさらに際立たせられます。

また、収納部屋やロフト部分などは、「照明を取り付けるほどではないけど少し暗い」と感じることもあるはず。

そこで、ダウンライトを壁に照らすとトーンが上がるので、邪魔になることなくスタイリッシュで明るい空間を実現できます。

浜崎編集長

家全体にまとまりがない場合やモノが多い場合は、ダウンライトの影が、散らかった印象になってしまうこともあるのでご注意ください。
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まとめ

ダウンライトのメリットとデメリットをご紹介しましたが、目的に合った種類のダウンライトを選べると、後悔することなく快適に暮らせます。

一度設置をすると移動ができないダウンライトは、個数・明るさ・色味などをしっかりと相談して、調光機能などの機能面も理解しておくことが大切です。

今回ご紹介した内容をまとめると、ダウンライトがおすすめの方は下記の通りです。

  • 壁の凹凸をなくしたオシャレな空間にしたい
  • 一部分をスポットライトのように照らしたい
  • 間接照明のような落ち着いた照明が欲しい

一般的な照明よりもおしゃれで用途に応じた種類が選べるダウンライトですが、メンテナンス性や利便性においても理想の条件とマッチしているかを必ずご確認ください。

特に、電球が切れたときに業者に依頼しなければいけないダウンライトは要注意。

寿命や本数にもよりますが、将来的に大きな出費となる可能性があるので、新築に採用する予定の方は、事前に工事費用をチェックしておいてくださいね。

種類や性能などは事前にしっかりと相談してから、マイホームを素敵に演出してくれるダウンライトを取り入れましょう!

事務員