マンションのインターネットがすぐわかる!無料物件は大丈夫?回線の種類や工事とおすすめの光回線5社を徹底比較

この記事をクリックした方は以下のような疑問・悩みをお持ちではないでしょうか。

「マンションでインターネットを導入するのにおすすめの光回線業者はないの?」

「マンションのインターネットの工事や契約って実際どんな内容?」

上記の疑問に対してこの記事では以下のように解説しています。

この記事のざっくりしたポイント
  1. おすすめの光回線業者はあなた自身が持っているスマホの契約会社から選ぶべき
  2. マンションで個別契約を結ぶには管理会社や大家の許可が必要
  3. ネットの速度が遅い場合は機器の再起動や通信規格(IpV6)への切り替えを検討する
  4. 光回線の工事は申し込みから開通まで約2〜3ヶ月かかる

マンションで契約できるインターネット回線の種類は以下の通りです。

あなた自身が入居している・これから入居するマンションの状況に応じて契約可能な回線は決まってきます。

この記事では、マンションで契約できるインターネット回線の種類の詳細やおすすめの光回線業者5社、マンションにインターネット回線を導入する際の選び方、注意点などについて解説します。

Contents
  1. マンションで契約するインターネットは物件によって決まる
  2. マンションで契約できるインターネット回線3種類比較
  3. マンションでインターネットを契約するならここ!おすすめの光回線5社を徹底比較
  4. ソフトバンクユーザーでマンションならNURO光 forマンション
  5. NURO光エリア対象外ならソフトバンク光
  6. auユーザーでマンションならauひかり
  7. auひかりが対象外ならSo-net光
  8. マンション・戸建て関係なくドコモユーザーはドコモ光
  9. 今回紹介した光回線5社のカンタン比較表
  10. マンションでインターネット契約先の選び方
  11. マンションでインターネットを契約する注意点
  12. マンションとインターネットの契約でよくあるQ&A
  13. まとめ

マンションで契約するインターネットは物件によって決まる

マンションは個人の所有物ではないので、インターネットを回線を検討している場合は物件のインターネットの状況を契約内容や管理会社、大家さんに確認する必要があり、どの回線で契約するかは各物件の状況によって異なります。

マンションのインターネット対応状況は、大きく分けて以下の4つとなります。

マンションによくあるネット対応状況

  • インターネット完備物件(無料)
  • インターネットに対応している物件
  • 光回線が使える光ファイバー対応物件
  • インターネット未導入物件

では、それぞれ詳しくみていきましょう。

インターネット完備物件(無料)

インターネットがそもそも完備されており、かつ無料で利用可能な物件も多くあります。そういった物件であれば、無料の回線を利用するのがコストパフォーマンスとしては最高ですが、インターネットを利用する前にどんな回線を引いているのかを確認しましょう。なぜなら、通信速度が遅い回線を導入しているケースが考えられるためです。
インターネットの快適さよりもコストを安く抑えたいという方であれば、無料のインターネット回線は非常に魅力的ですが、速度重視の方は光回線の工事ができるかどうかを確認して、不可能な場合はホームルーターやポケットWi-Fiの利用も検討してください。

インターネットに対応している物件

現在のインターネットは光回線が主流ですが、J:COMなどのケーブルテレビ回線を導入している物件もあります。

ケーブルテレビ回線のメリットは、ケーブル回線を使うため光回線の導入エリア外でもインターネットを導入できる点です。

一方で、ケーブル回線である以上は光回線よりも速度は低下します

 

インターネットを快適に使いたい方であれば、ホームルーターやポケットWi-Fiの導入を考えましょう。

 

光回線が使える光ファイバー対応物件

部屋に光コンセント(以下画像)と呼ばれる光回線を導入するための装置が取り付けられている場合は、工事不要で光回線を使えます。

引用元:光コンセントについて|NTT東日本公式サイト

光回線は高速通信が可能なので、快適にインターネットを使いたい方に最もオススメな回線です。ただし、物件が立地しているエリアによって使える光回線の会社は異なるので、事前に確認しましょう。

インターネット未導入物件

マンション自体にインターネットが開通していない場合、ネット回線を引くためには以下の3つの方法があります。

ネット回線を引く方法

  • 光回線を自室のみに引く
  • ホームルーターやポケットWi-Fiの導入を考える
  • マンション自体にインターネット回線を引くように管理会社・大家さんへ交渉する

上記3つの方法のうち、ホームルーター・ポケットWi-Fiは工事不要ですが、光回線を引く場合は工事が必要となり、管理会社・大家さんに確認が必要です。

工事できない場合はホームルーター・ポケットWi-Fiの導入を検討しましょう。

マンションで契約できるインターネット回線3種類比較

マンションで契約できるインターネット回線は大きく分けて3種類に分けられます。

以下がマンションで導入できる代表的なインターネット回線です。

代表的なネット回線

  1. 光回線
  2. ホームルーター
  3. ポケットWi-Fi

先ほど紹介したケーブルテレビ回線もマンションに導入は可能ですが、回線速度が遅いので今回は紹介をしません。

ここでは、3種類のインターネット回線をそれぞれ解説していきます。

高速通信、安定性が抜群の光回線

  光回線
工事の有無
持ち運び ×
料金相場 4,000円前後
メリット 速度が早いので快適
デメリット ・料金が高い
・管理会社や大家の説得が必要
・工事が必要
・導入まで時間がかかる

マンションに導入する光回線は、以下の2種類に分類されます。

光回線

  1. 一つの光回線住民で共有するVDSL方式
  2. 自室に光回線を直接引き込む個別契約方式

上記のVDSL方式は、光回線を住民で共有するためその分料金を安くできますが、回線をシェアするのでその分速度は出ません。

また、利用する人数がの増減に伴って月額料金も変わってくる可能性もあるため注意しましょう。

光回線の導入までの流れは以下の通りです。

STEP.1
大家or管理会社に光回線導入の旨の希望を伝える
STEP.2
検討の末に導入が決まる
STEP.3
工事(光コンセントの設置や光回線の引き込み工事)
STEP.4
各部屋にルーターなどの各種装置を設置して回線を開通させる

基本的にマンションで光回線を導入するまではかなり時間がかかるので、急いでインターネット回線を契約したいと考えている方はこれから解説するホームルーターやポケットWi-Fiの利用も検討してください。

光回線は個別契約も物件によってできます

  光回線(個別契約)
工事の有無
持ち運び ×
料金相場 4,000円〜5,000円
メリット マンションタイプより速度が速い
デメリット ・料金がマンションタイプよりも高い
・管理会社や大家の説得が必要
・工事が必要
・導入まで時間がかかる

こちらは、先ほど解説した個別で光回線を引き込む個別契約の方法です。

個別契約の場合は他の住民と光回線を共有しないので、マンションタイプよりもさらに速い通信速度を実現できます。

注意
ただ、料金はマンションタイプよりも高くなりますし、管理会社や大家の許可を得なければ導入できないので注意してください。

コンセントにさすだけのホームルーター

  ホームルーター
工事の有無 ×
持ち運び ×
料金相場 4,000円前後
メリット 工事要らずで導入可能
デメリット ・速度は光回線より遅い
・通信制限がかかる場合もある
・持ち運びはできない

マンションで使えるインターネット回線その2は、コンセントにコードを挿すだけでWi-Fiが使えるホームルーターです。

ホームルーターは契約してコンセントを挿すだけなので工事はなく、ポケットWi-Fiより速度が高速なのは魅力的ですね。

ただし、速度は光回線より遅くて持ち運びはできませんし、プランによっては通信制限がかかるケースもあるので注意しましょう。

ホームルーターは以下のように導入します。

STEP.1
自室がホームルーターを使えるエリアなのかを確認する
STEP.2
ホームルーターを申し込む
STEP.3
自宅でホームルーターをコンセントに挿して、設定後すぐに利用できる

外出先でも利用でポケットWi-Fi

  ポケットWi-Fi
工事の有無 ×
持ち運び
料金相場 2,000円〜4,000円前後
メリット 持ち運びできる
料金が安い
デメリット ・速度が不安定
・通信制限がかかる場合もある

マンションで使えるインターネット回線その3は、家でも外でも関係なく使えるポケットWi-Fiです。

ポケットWi-Fiは工事もなく、外出先でも使えるのが魅力的です

注意
ただし、通信速度は先ほど紹介した光回線、ホームルーターに比べると遅いですし、ホームルーターと同じでプランによっては一定の通信量を超えると通信制限がかかるケースもあります。

ポケットWi-Fiは以下のように導入します。

STEP.1
ポケットWi-Fiが使える場所を検索する
STEP.2
ポケットWi-Fiを申し込む
STEP.3
ポケットWi-Fiが届いたら、電源をつけて利用開始

マンションでインターネットを契約するならここ!おすすめの光回線5社を徹底比較

「調べてみると光回線の業者ってたくさんあるからどれを選べば良いかがわからない…」

上記のように考えている方もいるのではないでしょうか。

ここでは、マンションでインターネットを引くのにおすすめの光回線業者5社を徹底比較します。

取り上げる業者は以下の通りです。

おすすめ光回線

  • NURO光 for マンション
  • ソフトバンク光
  • auひかり
  • So-Net光
  • ドコモ光

では、それぞれみていきましょう。

ソフトバンクユーザーでマンションならNURO光 forマンション

【NURO光の基本情報】

項目 詳細
月額 2,090円〜
工事費用 44,000円(割引で実質無料)
契約手数料 3,300円
キャッシュバック 25,000円
セット割 ソフトバンクユーザー
速度(下り) 442mbps
利用開始までの
流れ
1 NURO光に申込
2 設備の導入
3 室内工事の調整・実施
4 接続設定・利用開始

NURO光はソニーネットワークコミュニケーションズが提供している光回線です。

特徴はダウンロードが最大で2gbps、アップロードが最大で1gbpsを記録する通信速度の速さです。

通常利用の場合は環境などに左右されて最大値が出るとは限りませんが、それでも平均で400mbpsは相当な速さです。

MEMO
インターネットに快適さを一番に求めている方であれば、NURO光を選ぶ事をおすすめします。

ただし、NURO光は現在のところ提供エリアが以下の地域に限られているので注意しましょう。

NURO光の提供エリア

  • 北海道
  • 関東(全域)
  • 東海(愛知・岐阜・静岡・三重)
  • 関西(大阪・京都・奈良・兵庫・滋賀)
  • 九州(福岡・佐賀)

提供エリア内でも回線を引ける・引けない地域があるので、NURO光のエリア検索からあなたが住んでいる郵便番号を入れて検索してみてください。
また、導入までの工事期間も長いので、すぐにインターネットを利用したいと考えている方にはお勧めしにくい業者ともいえるでしょう。

NURO光 forマンションの契約はNURO光公式サイトが一番お得

NURO光 for マンションの契約はNURO光公式サイトから申し込むのが最もおです。

公式サイトから申し込むと44,000円の工事費用を月額料金から割引されるので、実質無料に抑えられます。

また、以下の条件を満たすと最大で45,000円のキャッシュバックがもらえます。

キャッシュバックの条件
  • 申込から1年以内にNURO光を開通し、料金を支払っている
  • キャッシュバックの受け取りまでNURO光を継続利用している

高速通信しつつ、キャッシュバックももらえるのでNURO光はコスパのよい光回線といえるでしょう。

NURO光エリア対象外ならソフトバンク光

【ソフトバンク光の基本情報】

項目 詳細
契約種別 個別契約 マンション分配
月額 5,720円 4,180円
工事費用 26,400円(割引で実質無料)
契約手数料 3,300円
キャッシュバック 最大46,000円
セット割 ソフトバンクユーザー
速度(下り) 230mbps 201mbps
利用開始までの
流れ
1 ソフトバンク光に申込
2 工事日程の決定
3 工事
4 接続設定・利用開始

ソフトバンク光は、大手通信会社のソフトバンクが提供している光回線サービスです。

全国展開されているフレッツ光の回線を利用してインターネットに接続しているため、先ほど解説したNURO光の提供エリア外に住んでいるソフトバンクユーザーの方でも利用できます。

また、ソフトバンクから提供されているのでソフトバンクユーザーの方は「おうち割り」を適用してスマホ代を1,100円(税込)割引が適用されます。

ソフトバンクユーザーにおすすめの光回線サービスです。

ソフトバンク光はSoftBank表彰会社N’sカンパニーからの申し込みがお得

ソフトバンク光はソフトバンク光の正規代理店であるN’sカンパニーから申し込むとお得です。

 

N’sカンパニーでソフトバンク光を申し込むと、最大で48,000円のキャッシュバックが2ヶ月後に指定の口座に振り込まれます。

 

 

通常のキャッシュバックは半年後などに振り込まれるので、これだけスピード感を持って支払いしてくれるのはありがたいですね!

 

また、他社からスマホを乗り換える際に発生する違約金の実質負担や最新のWi-Fiルーターの進呈、回線が開通するまでのポケットWi-FiやSoftbank Air(ホームルーター)の貸し出しに対応しています。

上記からN’sカンパニーでソフトバンク光を申し込むのがおすすめです。

auユーザーでマンションならauひかり

【auひかりの基本情報】

項目 詳細
契約種別 個別契約 マンション分配
月額 5,390円〜5,610円 4,180円
工事費用 41,250円(キャンペーンにより実質無料にできる) 33,000円
契約手数料 3,300円
キャッシュバック 最大46,000円
セット割 ソフトバンクユーザー
速度(下り) 388mbps 182mbps
利用開始までの
流れ
1 auひかりに申込
2 工事日程の決定
3 工事
4 接続設定・利用開始

auひかりは大手キャリアのauが提供している光回線です。

速度は最大で上下ともに1gbpsとなっており、速いです。さらに、auひかりは独自の光回線を導入しており、混線して速度が遅くならないのが魅力の一つです。

auスマホをもっている方にお得で、月々1,100円(税込)×10回分が割引されます。

MEMO
auユーザーで光回線を自宅に引きたいと考えている方におすすめの光回線です!

auひかりはGMOとくとくBB経由での申し込みがおすすめ!

auひかりは公式プロパイダーであるGMOとくとくBBからの申込をすると最大で81,000円のキャッシュバック+Wi-Fiルーターを無料でプレゼントされるのでおすすめです。

キャッシュバックやルーターをプレゼントされる条件は以下の通りです。

特典を受ける条件
  • マンション お得プランAorお得プランのいずれかに加入=51,000円(税込)
  • 他社からの乗り換え=30,000円(税込)
  • 申込時に特典を選び、申込から半年以内に開通が完了

auひかりが対象外ならSo-net光

【So-net光の基本情報】

項目 詳細
契約種別 個別契約 マンション分配
月額 3,848円〜 2,728円
工事費用 26,400円(キャンペーンにより実質無料にできる)
契約手数料 3,300円
キャッシュバック なし
セット割 auユーザー
速度(下り) 222mbps 186mbps
利用開始までの
流れ
1 So-net光に申込
2 工事日程の決定
3 工事
4 接続設定・利用開始

So-net光はソニーネットワークコミュニケーション株式会社が提供する光回線です。

auユーザー向けの回線で、先ほど解説したauひかりのエリア対象外だった場合はSo-net光がおすすめです。

So-net光は月額料金が安いのことが特徴としてあげられ、マンションタイプを選んだ場合は月額2,728円と他の光回線よりも割安です。

もちろんauとのセット割にも対応しているので、スマートフォン料金の割引も適用されます。

So-net光は高額キャッシュバックがもらえるライフサポート経由でのも申し込みがおすすめ!

正規代理店のライフサポート株式会社経由で申し込むとSo-net光はオプション不要で高額なキャッシュバックを受けられるのでおすすめです。

キャッシュバックは以下の条件を満たすと65,000円がもらえます。

特典を受ける条件
  • 新規でSo-net光に加入
  • キャッシュバック申請時点でSo-net光に加入している

加入する際は、同時にキャッシュバックも申請すると大変お得です。

マンション・戸建て関係なくドコモユーザーはドコモ光

【ドコモ光の基本情報】

項目 詳細
契約種別 個別契約 マンション分配
月額 5,720円 4,400円
工事費用 19,800円 16,500円
契約手数料 3,300円
キャッシュバック 20,000円
セット割 docomoユーザー
速度(下り) 209mbps 183mbps
開通までの流れ 1 ドコモ光に申込
2 工事日程の決定
3 工事
4 接続設定・利用開始

ドコモ光は大手通信キャリアのドコモが提供している光回線です。

ドコモユーザーが光回線を選ぶ際は、ドコモ光を選ぶとスマートフォンの割引が効くのでおすすめです。

ドコモ光はネットナビ経由での申し込みがおすすめ!

ドコモ光を契約する際は、ドコモ光正規代理店のネットナビ株式会社経由で申し込みましょう。

ネットナビは大で20,000円のキャッシュバックが有料オプションなしで最短開通の翌月に受け取れます。

また、光回線が開通するまでポケットWi-Fiの貸し出しサービスを利用できるので、その点も安心です。

今回紹介した光回線5社のカンタン比較表

今回紹介した光回線業者5社をカンタンに比較した表を作成しましたので、ネット回線を導入したい方は参考にしてください。

【今回紹介した光回線業者5社のかんたん比較表】

業者名 料金(2年間) 速度 セット割 キャッシュバック
NURO光 39,570円 ダウンロード:442mbps
アップロード:396mbps
ソフトバンク 25,000円
ソフトバンク光 80,820円 ダウンロード:215mbps
アップロード:165mbps
ソフトバンク 46,000円
auひかり 56,820円 ダウンロード:326mbps
アップロード:304mbps
au 最大46,000円
So-net光 81,792円 ダウンロード:222mbps
アップロード:186mbps
au なし
ドコモ光 102,100円 ダウンロード:198mbps
アップロード:186mbps
ドコモ 20,000円

マンションでインターネット契約先の選び方

マンションにインターネット回線を引きたい場合は、どのような基準で契約先を選べば良いのでしょうか。

「これを選んでよかった」と思えるように以下の3つの観点をもって契約先を選びましょう。

ネット回線契約先の選び方
  1. 引越しの予定に合わせて選ぶ
  2. 通信速度や月額料金などのコスパで選ぶ
  3. 申込から開通までの日数で選ぶ

引っ越しの予定に合わせて選ぶ

光回線は2年〜3年縛りのルールを設けている場合が多いため、引越す予定に合わせてインターネット契約先を選びましょう。

2年以内に引越し予定があるならばポケットWi-Fiやホームルーターを選んだほうがお得になります。

一方で2年以上住む予定があるならば、光回線を契約したほうがネット環境は高速になり快適に利用できます。

なお、光回線は縛り契約がないプラン(例:DTI光など)もありますが、月額料金や工事費用が高いのでオススメはしません。

通信速度や月額料金などコスパで選ぶ

インターネット回線を選ぶ際は、以下の2つの観点で選びましょう。

通信速度 月額料金 契約種別
速い 高い 光回線(個別契約)
遅い 安い 光回線(マンション分配)
ポケットWi-Fi
ホームルーター

通信速度を重視するのであれば、多少月額料金が高くても光回線の個別契約が良いです。

また、マンションの分配契約でも最新の通信規格であるIpV6にすると速度は快適になります。

MEMO
多少通信速度が遅くても、月額料金を安くしたいのであれば、光回線のマンションの分配契約やホームルーター、ポケットWi-Fiを選びましょう。

申し込みから開通までの日数で選ぶ

申し込みから開通までのスピード感で選ぶのも一つの方法です。

それぞれの契約種別の導入日数は以下の通りです。

契約種別 期間
光回線(マンション分配) 約2〜3ヶ月
光回線(個別) 約2〜3ヶ月
光回線(光コンセントあり) 約1ヶ月
ポケットWi-Fi・ホームルーター 最短当日

光回線の工事は立会い工事が必要なので、開通までは約2〜3ヶ月はかかります。

光コンセントがもともと物件についている場合は外側の工事が必要ないため、1ヶ月ほどで開通できます。

早くインターネットを使いたい方であれば、最短で翌日使えるポケットWi-Fiとホームルーターをおすすめします。

マンションでインターネットを契約する注意点

マンションでインターネットを契約する際は、戸建てとは違う点で注意しなければならないことがあります。

ここでは、インターネット契約する際の注意点について3つ紹介します。

契約する際の注意点
  • マンションがインターネット提供エリアかどうか確認する
  • 工事が必要な物件なら大家さんか管理会社に許可をとる
  • 戸建てに比べてマンションはインターネット速度が遅くなりやすい

マンションがインターネット提供エリアかどうか確認する

光回線・ホームルーター・ポケットWi-Fiに関係なく、自身が居住・行動するエリアにインターネットサービスが提供されるかどうかを確認してください。

確認せずに契約した場合は、ホームルーター・ポケットWi-Fiでも通信できないというケースもあります。

もし、ホームルーターやポケットWi-Fiがつながらない場合は、クーリングオフが使えるため規定期間内(7日 )に解約してください。

工事が必要な物件なら大家さんか管理会社に許可をとる

光回線をマンションに導入する場合は大家さんか管理会社に許可を取らなければなりません。

許可を得ずに勝手に工事をした場合は、損害賠償等の請求が発生する場合があるので注意してください。

注意
許可を得ても退去時に原状回復費用を請求されるケースがあるので(入居時の契約書に記載されている場合が多い)事前にかならず確認をとってください。

戸建てに比べてマンションはインターネット速度が遅くなりやすい

光回線のマンション分配契約型の場合は、インターネットの通信速度が遅くなりやすいです。

特に利用者が増える夜間は混線するため、速度低下します。

回避するには個別契約型の光回線を利用しましょう。

マンションとインターネットの契約でよくあるQ&A

ここからはインターネット回線の契約でよくある質問についてお答えしていきます。

わからないことがあったら契約する前に解消してしまいましょう。

Q&A一覧
  • 光回線の工事は壁に開けを開けなきゃいけないの?
  • インターネットに接続したが繋がらないんだけど
  • インターネットの通信速度が遅い時はどう対処すべき?
  • インターネット無料物件は信用して大丈夫か?

光回線の工事は壁に穴を開けなきゃいけないの?

光回線の工事では、外壁に穴を開けるケースもあります。

ただし、基本的には既存の穴から光ファイバーを通すため、外壁に穴を開けるのは最終手段です。

穴を開けたとしてもわかりづらいところに開けるので、外観を崩すことはありません。

インターネットに接続したが繋がらないんだけど…

インターネットがつながらない場合は、以下の2つの対策をとってください。

ネットにつながらない時
  1. ルーター・ONU(終端装置)・PC・スマホなどを再起動する
  2. 通信障害が発生していないか確かめる

機器を再起動することで、繋がる可能性があります。

また、通信障害が発生している場合は、SNSや光回線業者・NTTのホームページで公表しているので確認して復旧するのを待ちましょう。

それでも障害が治らない場合は、業者に問い合わせてみることをおすすめします。

インターネットの通信速度が遅い時はどう対処すべき?

インターネットの通信速度が遅い場合は以下のように対処してください。

ネットが遅いとき
  • 通信速度が速いIpV6の契約に切り替える
  • 契約プランの最大速度を確認する
    • 通信障害が発生していないかを確認する
    • 機器を再起動する

上記の対策をとることで、速度は大抵の場合改善されます。

もし、改善されない場合は業者に相談しましょう。

インターネット無料物件は信用して大丈夫?

 

インターネット無料の物件はコストはかかりませんが、速度が遅いケーブルテレビ回線やADSL回線を利用している可能性が高いです。

光回線を導入しているマンションの場合は、IpV6に規格を切り替えることで速度がます可能性があります。

 

しかし、低速回線を物件が利用している場合は、他のマンションを探して契約するか、ポケットWi-Fi、ホームルーターの導入を検討しましょう。

 

まとめ

今回はマンションのインターネット回線の種類やおすすめの光回線業者5社、業者の選び方、注意点などについて解説しました。

マンションで契約できるインターネットの種類は以下の4つです。

インターネットの種類一覧
  • 光回線(個別契約)
  • 光回線(マンション分配)

  • ホームルーター
  • ポケットWi-Fi

速度重視の方は光回線(個別契約)、料金重視の方は光回線(マンション分配)やホームルーター、ポケットWi-Fiを選びましょう。

マンションの状況やあなた自身がインターネットに求めるものから判断して、逆算して選ぶことをおすすめします。