債務整理でおすすめの法律事務所7選を比較！事務所選びのポイントや専門家に依頼するメリット・注意点について

住宅ローンやクレジットカードの利用などで返済が苦しくなり途方に暮れている人もいるのではないでしょうか。債務の減額や免除する方法には任意整理・個人再生・自己破産と3つに方法があります。しかしどの方法を選んだらよいのか、どの法律事務所に依頼したらよいのかわからないと思います。そこでこの記事ではおすすめの法律事務所を7つ選んでその特徴を比較します。また債務整理を専門家に依頼する場合のメリットとデメリットについても解説しましょう。

相談無料！債務整理でおすすめの法律事務所

東京ロータス法律事務所

◎基本情報

◎特徴

• 経験と実績が豊富
  • 債務整理の事案を数多く手がけ、最適な解決方法を提案してくれる。
• 初回の相談料が無料
  • 借金返済の初回の相談量は無料なので気軽に相談できる。
• 電話の問い合わせは土日祝日も対応
  • 土日祝日の10時から19時まで対応してくれるので、平日忙しい人も問い合わせ可能。
• メールでの問い合わせ
  • ホームページのメールフォームから無料相談が可能。

弁護士法人サンク総合法律事務所

◎基本情報

◎特徴

• 手持ち資金がなくても相談できる
  • 相談料は無料且つ初期費用も無料で分割払いもできる。
• 早く督促を止められる
  • 受任後すぐに介入通知書を業者に発送するので、借金の督促を止められる。
• 365日24時間相談を受け付けてくれる
  • いつでも無料相談を受け付けてくれるので、昼間忙しい人には便利。
• 相談実績が多い
  • 月600件以上の相談実績があるので、安心して任せられる。

はたの法務事務所

◎基本情報

◎特徴

• 着手金は無料
  • 相談料や着手金が無料で、全国各地への出張相談も無料。
• 督促を停止する
  • 手持ちの資金がなくても、督促を停止してくれる。
• 費用の分割払いが可能
  • 料金については分割払いができる。
• 相談の受付
  • 年中無休・24時間相談を受け付けてくれる。

ひばり法律事務所

◎基本情報

◎特徴

• 電話相談は何度でも無料
  • 電話相談は契約するまでは、何度も無料で、予約をしておけば土日も可能。
• メール相談も可能
  • 早急に相談したいときには、365日24時間受け付けてくれるメール相談が便利。
• 豊富な実績がある
  • 25年以上の実績があり、毎月500～600件の相談がある。
• 分割払いも可能
  • 分割払いを利用すれば、生活に必要なお金を残しながら支払いできる。

アース法律事務所

◎基本情報

◎特徴

• 3,500件以上の受任実績
  • 債務整理の相談は通算6,000以上で3,500件以上の受任実績があるので安心。
• 　弁護士のいる法律事務所の中では比較的費用が安い
  • 司法書士の法律事務所は費用が安いのが一般的ですが、当事務所は弁護士の中では安価。
• 相談は無料
  • 弁護士との相談でも料金は掛かりません。
• 全国の案件に対応
  • 東京や関東だけでなく全国のどこにでも対応しています。

弁護士法人・響

◎基本情報

◎特徴

• 相談は何度でも無料
  • 債務整理や過払い金の有無や金額を調べるための相談は、何度でも無料。
• 分割払いが可能
  • 分割払いができるので諸費用は不要。
• フリーダイヤルは休日なし
  • 債務整理の相談は365日・24時間対応してくれる。
• 全国に対応
  • 東京・大阪・福岡にオフィスがあり、全国各地に対応。

天音総合法律事務所

◎基本情報

◎特徴

• チームを組んで問題解決に取り組む
  • 専門分野に特化したスタッフがチームで取り組むので処理が迅速。
• フリーダイヤルは休日なしで対応
  • 債務整理の相談は365日・24時間対応してくれます。
• 全国エリアで相談できる
  • 対応エリアが広いので、遠方からでも相談ができます。
• 契約前に借金の減額診断ができる
  • 受任契約の前に、減額される可能性について無料で診断してもらえます。

今回紹介した法律事務所の比較表

※個人再生及び自己破産については、別途報酬金が必要です。詳しくは各法律事務所にお問い合わせください。

1. 解決報酬金：相手方との事件が解決したことにより支払う報酬金。
2. 減額報酬金：上限利率に計算し直すことにより、減った金額との差額に対する成功報酬。減額分に対して一定の比率を乗じて支払います。
3. 過払い報酬金：過払い金が返還された場合に発生する報酬金で、回収金額に対して一定の比率を乗じて支払います。

債務整理の3種類

任意整理

任意整理とは債権者と交渉し毎月の返済額や支払総額を減らすことにより、返済負担を軽くする手続。債務者に代わり、弁護士が債権者と交渉します。

任意整理のメリット

裁判外の交渉なので、自己破産や個人再生と比べると制限が少なく柔軟性があります。そのため債務者の資格や住居の制限もなく、裁判所の調査が入ることもありません。また官報に公告されることもありません。

任意整理のデメリット

任意整理は、ほかの債務整理と同じくブラックリストに信用情報が登録されます。ブラックリストに登録されると、完済しても5年間は借り入が難しくなるでしょう。任意整理は強制力がないので、債権者に対して和解を認めさせることもできないので、失敗する場合もあります。また大幅な減額は見込めないので、個人再生と比べて一般的に返済額が大きくなります。

個人再生

債務の一部を免除してもらい、残りの借金は分割払い等で支払っていくという手続きで任意整理と自己破産の中間のようなもの。

個人再生のメリット

自己破産と異なる点は家財などの財産の処分は必要とせず、資格も制限もされずに債務整理できる点。任意整理と異なる点は、裁判手続なので強制力がある、大幅な減額（最大1/10）ができる、減額した上で3年から5年の分割払いが可能な点です。

個人再生のデメリット

ブラックリストに10年間登録されること、官報に公告されること、自分で手続きをする必要があること、要件が厳しく利用できないこともあるなどの点。

自己破産

自己破産とは裁判により債務者の財産を金銭に変え債権者に公平に分配する手続。破産手続と同時に免責手続が行われ、財産の処分によって支払いが不可能な債務を免除してもらいます。なお生活必需品などについては処分されることはありません。

自己破産のメリット

借金などの債務の支払義務を免除してもらうことにより、取り立てや督促がなくなり生活が安定します。家族が肩代わりする必要もなく財産の一部は残ります。

自己破産のデメリット

ブラックリストに10年間登録されること、財産を処分しなければならないこと、官報に公告されるなどのデメリットがあります。また破産手続中は、公的な資格を利用した仕事はできない、住居を自由に移転できない、郵便物が破産管財人により調べられる、破産したことが市町村役場に通知されるなどのデメリットも。

債務整理を相談する法律事務所選びのポイント

料金体系が明確で相談費用が無料の事務所

債務整理を依頼した場合には、相談料や着手金・報酬金・実費などの費用が掛かります。したがってウェブサイトをみて、料金体系が明確に記載されている法律事務所を選ぶようにしましょう。総額が不明確な場合には、余分な費用が掛かってくることもあるので注意しなければなりません。また相談費用が無料の事務所を選び、話を聞いて依頼するかどうか決めましょう。

立地が自宅に近い事務所

債務整理をする場合には、法律事務所を何度も訪れ相談する必要があります。したがって自宅や勤務先から近い事務所を選ぶと便利です。インターネットで地域名を検索すれば、近い事務所を探すことができます。

債務整理の実績がある事務所

法律事務所には債務整理を得意としているところとそうでないところがあります。したがって事務所を選ぶ場合には、債務整理を多く手がけ得意としている事務所を選ぶようにしましょう。債務整理に慣れていない事務所を選ぶと、手続きに時間を要したり、うまく対応できないこともあるので避けたほうが無難です。

信頼できる事務所

法律事務所を選ぶ場合には信頼できる事務所を選ばなければなりません。相談時から担当の弁護士や司法書士が変わることなく、依頼人のことを親身になって考えてくれるようなら信頼できます。また長い経験や専門知識・応接態度・事務処理の巧拙なども信頼性にかかわる重要な点です。

債務整理を専門家に依頼するメリット

業者の取り立て・督促が来なくなる

債務整理を依頼すると法律事務所は貸金業者に受任通知を送付します。その時点で借金の取り立てが停止し、手続きが終わるまで返済を止めることができます。

債務整理したことを家族に知られるリスクが減る

家族には内緒で多大の借金を作ったため債務整理を知られずに行いたいと思う人もいるでしょう。その場合、貸金業者や裁判所からの郵便物を法律事務所あてに送ってもらうことができるので、家族に内緒にすることも可能です。しかし自己破産では家財や住宅などの財産も処分対象になるので前もって家族との話し合いが必要です。

あなたに適した債務整理の方法を提案してもらえる

債務整理には任意整理など3つの方法がありますが、手続きや減額方法・財産の扱いなどで大きく異なります。そのためどの債務整理の方法が良いか、経験と実績豊富な専門家に相談し提案してもらうと良いでしょう。

債務整理の手続きを代行してもらえる

法律事務所に依頼すると提出する書類の作成や裁判所・債権者との応対を代行してもらえます。書類の作成は大変な部分も多いので、専門家に任せたほうが債務処理の手間と時間を軽減できるでしょう。

任意整理で借金を減らせる可能性がある

任意整理を選択すると債権者と利息や遅延損害金などでいろいろ交渉しなければなりません。相手方との交渉では、法律知識や交渉技術も必要であり、専門家に任せたほうが借金を減らせる可能性があると言えるでしょう。

債務整理を専門家に依頼する際の注意点(デメリット)

口コミ・事務所の人気ランキングは参考程度に考えておく

インターネット上には法律事務所の口コミやランキングが多く掲載されています。しかし中には広告が目的のサイトもあるので、記事内容をそのまま鵜吞みにするのはやめたほうが良いでしょう。内容を吟味し取捨選択して、参考程度にとどめておいたほうが間違いがありません。

解決の手段を「自己破産」や「任意整理」と限定せずに「債務整理」で検索する

インターネットで法律事務所を探す場合、任意整理・個人再生・自己破産のどれかを前もって決めて検索するべきではありません。どの債務整理方法が良いのかは自分で決めず、経験豊富な専門家の意見を聞き、最良の方法を選ぶべきです。3つの債務整理の選び方によっては、その後の生活の仕方も大いに変わってきます。したがって法律事務所の検索は初めから決め打ちせずに、広い括りの債務整理で検索し、どの方法を選択するかは専門家の意見を聞くようにしましょう。

司法書士の場合140万円を超える案件は対応できない

一般的に債務整理を依頼する場合、司法書士の場合は若干費用が安く弁護士は高めです。しかし法律上、140万円を超える民事事件の相談・和解・代理は司法書士が扱うことはできません。司法書士が140万円を超える案件を扱うと、弁護士法違反で処罰の対象になります。したがって140万円を超えると考えたら、弁護士に依頼する必要があります。

まとめ

この記事では債務整理をする際のおすすめの法律事務所を7つ選び特徴を紹介しました。債務整理には3つの方法がありますが、どの方法を選択するかで、その後の生活も大きく異なってきます。したがって、経験豊富で信頼できる法律事務所を選ぶことが重要です。良い法律事務所を選択し、後で「これで良かった！」と思える方法を決めましょう。