- エクステリアのリフォーム内容とリフォーム事例
- 外壁のリフォームとリフォーム事例
- デザインの統一感を出すためには、外壁とエクステリアを同時にリフォームするのがおすすめ
事務員
浜崎編集長
エクステリアのリフォーム
浜崎編集長
エクステリアとは?
エクステリアとは、「インテリア」の対義語で、住宅の外観にある構造物や設備を総称した言葉です。
具体的には、フェンスや塀、門扉、郵便受け、玄関アプローチ、駐車場、庭、テラス、ウッドデッキなどが挙げられます。
おうちの外観を決めるエクステリアのデザインは、時代とともに変化を続けています。
以前は、高いブロック塀で目隠しをするエクステリアが主流でした。しかし最近では、門扉や塀を使わないオープンデザインが人気です。敷地全体が広く見えるだけでなく、塀にかかる費用を圧縮できるメリットがあります。
浜崎編集長
エクステリアにはどのような種類のものがあるのか?
それでは、エクステリアを種類ごとに 解説していきましょう。
例えば敷地40坪の戸建て住宅を新築した場合、建物の建築費用とは別でエクステリア工事に200~300万円、工期1~2か月ほどかかります。
それぞれ単独でリフォームした場合の費用や工期の目安とともにご紹介していきます。
フェンス・塀 (約15~50万円・約1週間)
オープンなエクステリアが主流となった今でも、隣家との境目をはっきりさせる目的でフェンスを作る家は多くあります。
最も安価な方法として、ブロック塀を2段積んだ上にアルミフェンスを立てる方法が主流です。
門扉 (約20~40万円・約1週間)
門扉には、フェンスと合わせて家の防犯性を高める効果があります。
リフォームの場合は、門扉と門塀、ポスト、表札などをまとめて工事するのが一般的です。
昨今では、門扉を設置せずインターフォンや郵便受けなど最低限の設備だけを設置するオープンなエクステリアが人気です。
玄関アプローチ (約15~50万円・約1週間)
アプローチは、コンクリートやレンガ、砂利などの素材を用いた玄関までの通路です。素材の使い分けで外観の印象を全く変えることもできる要素です。
[ad09]カーポート(屋根)(約30~50万円・約3日間)
カーポートを設置すれば、車や自転車を雨や日光から守ることができます。
柱の分駐車スペースが狭くなることから検討される際には注意しましょう。
テラス・ウッドデッキ(約30~50万円・約5日間)
最近では、おうち時間が増えたことから庭にタイル敷きのテラスやウッドデッキを設けるリフォームが人気です。一般的に、タイル床だと割安に、木材を使用したウッドデッキだと割高になる傾向があります。
エクステリアのリフォーム事例
浜崎編集長
まずはフェンスです。神奈川県の戸建てでは、もともとあったメッシュフェンスを目隠しフェンスに取り換える事例が91万円で紹介されています。高さ180cmのフェンスにすることで、道路に面していながらも視線を遮ることができています。
引用:リフォームコンタクト
次はテラス屋根の増設です。兵庫県の一戸建てでは、洗濯物を干す庭に雨濡れ予防のテラス屋根を設置した事例が費用約17万円・工期1日と紹介されています。既存の窓枠と同じメーカーの屋根を選ぶことで、色味を合わせることに成功しています。
引用:リショップナビ
タイルテラスの事例もご紹介します。和歌山市の戸建てでは、庭にタイルでできたテラスをつくる事例が約37万円と紹介されています。
引用:和太の暮らし通信簿
事務員
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外壁のリフォーム
浜崎編集長
外壁リフォームの目的
外壁のリフォームは、見た目だけではなく、風雨から家を守るという大切な役割があります。
外壁は素材にもよるものの、約10年で防水性能や遮熱性能が落ちていきます。
そのタイミングで塗装を怠っていると、雨水が家屋に浸入し、柱などの構造体を痛める原因となってしまいます。
構造体が痛むと、家屋としての寿命は極端に短くなってしまう為、屋根や外壁は定期的な塗装が欠かせません。
外壁リフォームにはどのような選択肢があるのか?
外壁のリフォーム方法は三種類あり、外壁の劣化具合によりどの手法を取るかを選びます。
程度が軽いものからご紹介します。
- 外壁の再塗装 約50~100万円
- 重ね張り 約150万円以上
- 張り替え 約200万円以上
通常の定期的なメンテナンスであれば、既存の外壁の上から新たな塗料を塗る①再塗装だけで済みます。
[ad11]しかし、劣化が進み塗料の下のサイディング(外壁に用いる仕上げ材)部分にまで不具合が生じている場合は、既存のサイディングの上から新しいサイディングを張る②重ね張りや、一度外壁材を取り払い新たに張り直す③張り替えが必要となります。
なお、外壁のリフォームには足場を設置する必要があることから、どの手法においても費用は高額になります。同じく足場の設置が不可欠な屋根塗装と同時に行うことで費用を圧縮することができるので、検討することをおすすめします。
外壁のリフォームを検討すべきタイミングとは?
外壁の素材や立地環境にもよるものの、一般的に、外壁の塗装リフォームは10年間を目安に行う方が良いとされています。
ただし、直射日光が当たりやすい立地や、海の近くでは劣化が早まります。色褪せ、ひび割れ、手で触ると白い粉がつくなど、目に見える劣化があるようであれば、直ちにリフォームを行いましょう。
もし自らで判断がつかないようであれば、工事業者に点検してもらうこともおすすめです。
外壁のリフォーム事例
浜崎編集長
まずは①再塗装の事例です。
富山県では、築15年目を迎えた2階建て戸建ての全面塗装が約150万円・工期1か月と紹介されています。劣化していた既存の外壁の上から塗装することで防水性などを向上させています。
参考:住まいるオスカー
[ad12]次に②重ね張りの事例を紹介します。
劣化が進んで高額になってしまった事例として、富山の2階建て戸建ての全面塗装をご紹介します。西日が当たる側の劣化が進み、外壁が剥がれて欠片が落ちる状態だったとのこと。塗装だけでは修復できなかったことから、サイディングを重ね貼りする仕上げ工法を実施し、費用約280万円・工期1か月がかかっています。
参考:ホームプロ
最後に③張り替えの事例です。
千葉県の戸建て2階の事例では、台風でサイディングが剥がれてしまったことにより、全面の張り替えを行った事例が300~350万円と紹介されています。
一度サイディングを全て剥がしてからの施工となるため、費用も高額になっています。
参考:MISUZU
浜崎編集長
エクステリアと外壁のリフォームで家の見た目を一新しよう
今回は、エクステリアと外壁のリフォームについてご紹介しました。
エクステリアも外壁も、家のデザインを決定づける重要な要素です。
エクステリアは室内からどう見えるのかも意識しながら、使いやすさとデザインを両立させたリフォームを心がけましょう。
外壁はデザインだけでなく、家を雨風から守る重要な要素です。後で高額な費用が発生することのないよう、定期的な塗装を心がけましょう。
デザインの統一感を出すためには、外壁とエクステリアを同時にリフォームするのがおすすめです。
エクステリアと外壁のリフォームで、理想のマイホームに一歩近づけましょう!