【京都府版】注文住宅を検討するなら、絶対に知っておくポイントとおすすめハウスメーカー・工務店を10選紹介

京都府で注文住宅を建てる際に悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

特に、「どのハウスメーカー・工務店で建てればいいのか」「どのポイントに注目すればいいのか」という点で悩んでいる方が多いでしょう。

今回の記事では注文住宅を検討する際に知っておくべきポイントと、おすすめハウスメーカー・工務店10選をご紹介します。これから自分たちに合ったハウスメーカー・工務店を探したいという方は是非、ご参考にしてください。

京都府の特徴と平均坪単価

京都府は、近畿地方の北東部にある府となっており、市街地は盆地なので、季節ごとに寒暖差が激しいのが特徴です。

清水寺、仁和寺、平等院など歴史的な建造物も多く、県外からも観光しに来る方が多くなっています。

県庁所在地である京都市は栄えており「イオンモール京都桂川」「MOMOテラス」などショッピングモールも多く買い物がしやすいのが特徴です。

治安も安定しており、家族でも安心して住み続けられます。

京都府の平均坪単価は「86万6182円」で、エリアごとの坪単価は下記の表の通りです。

京都府の注文住宅相場

注文住宅の総費用は下記の計算式で算出することが可能です。

フラット35の利用者調査のデータを参照すると、2020年度に京都府で建てられた注文住宅の費用相場は「2,851万円（建設費用）+1,614万円（土地取得費）=4,465万円」となっています。

土地なしの場合では3,535万円の建設費用となっており、既に土地を取得している場合でも3,000万円以上の費用相場を想定する必要があります。注文住宅を建てる場合は、坪価格とは別にその他の諸費用やオプション料が発生するのであらかじめ覚えておきましょう。

京都府でハウスメーカー・工務店を選ぶなら知っておきたい！比較ポイント

ハウスメーカー・工務店を選ぶ際は複数のポイントを把握しておくと、より検討しやすくなります。

価格のみに絞ってしまうと、自分の要望が叶えられなかったり、思ったよりも性能が低かったりと不満に繋がる原因になるので注意が必要です。

ハウスメーカー・工務店の信頼性、評判

自分が気になっているハウスメーカー・工務店がある場合は、建築を任せられる会社かどうか調査しましょう。

公式サイト、SNS、口コミサイトなどを確認して、サービス内容やユーザーの声を1つ1つ入念に確認します。

SNS、口コミサイトは誰でも書き込めるので、信ぴょう性も低い情報も混じっており、公式サイトと情報を照らし合わせることが大切です。見た情報を鵜呑みにせず、1つずつ必ずチェックしましょう。

建物の構造

家作りにおいては建物の構造が耐久性、耐震性、通気性などに大きく関わってくるため、工法などを含めて確認しておくことが大切です。

ホームページに情報が載っていることが多いので、細かく見ておくと良いでしょう。

日本の家作りにおいては下記の構造が用いられていることが多いです。

ハウスメーカー・工務店ごとにこだわりが違うためどのように作っているのか、どのような性能が獲得できるのか確認することが大切です。

価格

注文住宅では多額の費用が掛かり、人生の中でも大きな買い物の部類に入ります。

そのため、慎重に予算を考える必要があり、予算内で自分たちが求める性能やデザインを叶えられるハウスメーカー・工務店を選ぶことが大切です。

坪単価を参考にして比較検討を行うのも手段の1つになりますが、気になるハウスメーカー・工務店で見積もりを作ってもらうのがおすすめです。

諸費用なども考慮した上で実際にかかる費用を把握することができます。

保証、サービス、アフターメンテナンス

長く安心して住み続けるためには性能面だけではなく、保証・サービス面も確認しておく必要があります。

しっかりした保証やサービスがあると、新居に対する細かいチェックやメンテナンスが期待でき、家の環境を保つことが可能です。

保証やアフターメンテナンスはハウスメーカー・工務店ごとにサービス内容が全く違うことも多いので、自分の目で十分に確認する必要があります。

「点検してもらえる内容」「無料点検はいつまでなのか」といった細かい部分にも目を向けましょう。

京都府で注文住宅を建てるなら、おすすめハウスメーカー・工務店10選

京都府には多くの注文住宅が存在しており、ハウスメーカー・工務店ごとに強みやサポート内容も異なります。

「性能が高い」「デザインの幅が広い」「アフターサポートが充実している」など、特徴が分かれているのがポイントです。

①セキスイハイム

出典：セキスイハイム

セキスイハイムは国内でも大手のハウスメーカーとなっており信頼性も高く、安心して任せられます。

注文住宅において総合的な性能が高い家作りを提供しているので、住み心地も高いのがポイントです。

耐震性に関しては耐震等級3で地震に強く、サビや風雨に強い外装材を導入しているので台風などの災害にも強くなっています。

空気環境、断熱・気密性も両立されており、どの季節も過ごしやすく、お子様がいる家庭でも安心です。

②ホームライフ

出典：ホームライフ

ホームライフはオンライン・オフラインにて多くのイベントを開催しており、ユーザーとコミュニケーションがとりやすい環境を整えているのがポイント。

相談会、展示会はもちろん、季節ごとにキャンペーンが行われることもあります。

家作りにおいてはデザインの幅が広く、カントリー調、モダンハウス、レトロ調などユーザーの要望に寄り添うことが可能です。オリジナリティの高い家に住みたいという方に特にマッチするでしょう。

③100年住宅のゼロホーム

出典：100年住宅のゼロホーム

100年住宅のゼロホームはコストパフォーマンスを追求した家作りが可能なハウスメーカーです。

コストを抑えた上で性能面が高く、アフターサポートも充実しているので、価格以上の満足感を得られるでしょう。

長期優良住宅を超える基準で家作りを行っており、税制優遇などを考えている家庭にも向いています。

アフターサポートに関しても、構造50年保証を継続する上で定期点検やメンテナンスも実施しているので、安心して長く住める家が手に入るでしょう。

④ゼロ・コーポレーション

出典：ゼロコーポレーション

ゼロコーポレーションは不動産、注文住宅、建築施工など様々な事業を展開している不動産会社です。

注文住宅事業においては、高い施工技術でユーザーのニーズを満たせる家作りを提供しています。

ゼロホームの各住宅展示場で、「構造モデル」が設置されており、ユーザーが建築工事の内容や技術について触れられます。家作りにおける過程、材料、技術を理解できるので本格的に検討しやすくなっているのがポイントです。

⑤パナソニックホームズ

出典：パナソニックホームズ

パナソニックホームズはパナソニックのグループ会社となっており、不動産に関する事業を幅広く展開しています。

注文住宅は暮らし方まで見据えた家作りが可能で、住みやすさをとことん追求できるのが強みです。

ペットと暮らせる「withpet」や庭を楽しめる「家と庭」などユーザーの要望を叶えられるプランも豊富に用意されています。

自分たちが目的としているポイントに合ったプランが見つけやすくなっているので、理想としている暮らしを手に入れることが可能です。

⑥デザオ建設

出典：デザオ建築

デザオ建築はデザイン性に優れたハウスメーカーで、インテリアコーディネーターのアドバイスの下で理想的なデザインを実現することが可能です。

ダイニング、リビングなどに対して最適なインテリアデザインを提案し、高級感のある空間演出に繋がります。

モデルハウスも用意されており、イベントも開催されていることから実際のデザインの雰囲気を確認できるのがポイントです。相談しやすい環境になっているので、疑問に感じたことなどがあればスタッフに確認してみると良いでしょう。

⑦秀建

出典：秀建

秀建は地域密着型のハウスメーカーとなっており、ユーザーにとって快適な家作りを提供しています。

家の性能面はもちろん、健康面にも配慮してくれるのが強みで、シックハウス症候群などを防止するために対策も行っています。

一番のポイントは「抗酸化工法」という有害な化学物質の分解・除去、調湿や害虫対策に繋がる工法を導入していることです。特殊な工具や技術も必要が無く、コストが抑えられるのも魅力と言えるでしょう。

⑧フリーダムアーキテクツ

出典：フリーダムアーキテクツ

フリーダムアーキテクツはデザインやオーダー建具、オーダーキッチンなど細かい部分までこだわれるハウスメーカーです。

デザインに関しては空間、土地形状、採光まで考慮した質の高いデザインが期待できます。

オーダー建具、オーダーキッチンでは既製品では叶えられない要望も細かく反映できるので、さらに普段の生活の彩りが豊かになります。その上でコスト面に関しても、なるべく抑えられるようになっているのが嬉しいポイントです。

⑨ATELIER YI：HAUS（アトリエイハウズ）

出典：ATELIER YI：HAUS

アトリエイハウズは暮らしをデザインできる工務店で、自分たちの理想とする暮らしに近づけた細かい要望を実現できます。

「自然を満喫したい」「愛車を眺めたい」「中庭で遊びたい」など様々な要望を叶えることが可能です。

建材についてもこだわりがあり、耐久性の高い「ひのき」や、床には無垢材の「オーク材」など性能が高い建材を導入しています。木断熱も可能で、家の中の結露などの対策にも繋げることが可能です。

⑩森下住建

出典：森下住建

森下住建は基本性能が高い家作りを重視しており、地震対策、アレルギー対策、省エネ設備の導入が可能です。

様々な対策を行っているので、家族で暮らしやすい家を手に入れることができるでしょう。

家作りにおいては耐震実験を繰り返し行って検証しているため、信頼性は確かです。減震工法、耐震金物工法なども導入していることから安定性の高さが保証されており、地震などの災害から家族を守ることに繋がります。

京都府の注文住宅 相談から完成までの流れ

注文住宅を建てる場合は相談から完成まで一貫した流れがあり、把握しておくと効率良く段階を進められます。

それぞれの段階で行うべき行動を理解することで、時間のロスやストレスを削減することが可能です。

情報収集・予算決め（1〜3ヶ月）

最初の1~3か月は準備期間としてハウスメーカー・工務店の情報を集めましょう。

自分たちの目的を達成できそうなハウスメーカーを複数社ピックアップし、リストを作成すると後に検討しやすくなります。

並行して、家族内で予算決めを行い、いくらまで建築に使えるのか把握しましょう。家族の意見を汲み取り、お互いで納得できるように意見を固めていくと、後にトラブルが起こる可能性を減らせます。

ハウスメーカー選び・土地探し・住宅ローン事前申請（3〜6ヶ月）

複数社ピックアップしたリストを作った後は、予算と照らし合わせて契約したいハウスメーカー・工務店を選びます。

性能面、サービス内容、アフターサポートなども確認して、複数の視点で慎重に検討しましょう。

土地探しに関しては自分で行う自信がない場合は、ハウスメーカー・工務店が行ってくれることも多いので、安心して任せられます。

契約・住宅ローン本申請（2〜6ヶ月）

住宅ローンの事前申請が通った後は、自分たちが選んだハウスメーカー・工務店を見て問題がないか確認しましょう。

相談会やモデルルームなどにも足を運ぶと、さらに検討材料にしやすくなるのでおすすめです。

自分たちが選んだハウスメーカー・工務店に問題が無ければ、住宅ローン本申請や建築確認申請を行います。

建築工事（3〜6ヶ月）

建築工事に入る場合は、大工やスタッフの方に挨拶を行いましょう。完成まで付き合うことになるメンバーなので、お互いで意思疎通を図っておくことが大切です。

地鎮祭、上棟式などのイベントがあるハウスメーカー・工務店もあるので、事前に確認しておきましょう。

基本的には問題なく工事が進みますが、自分の目で進捗を確認するためにも、タイミングを見て足を運ぶことがおすすめです。

完成・引っ越し（1ヶ月）

施工が完了した後は施工会社によるチェック、第三者機関によるチェックが入ります。

最終チェックの段階となり、自分たちでも確認するタイミングがあるので、不備がないかどうかしっかりと確認しましょう。

問題がない場合、そのまま引き渡しとなり新たな生活がスタートします。

各ハウスメーカーの違いを把握して慎重に検討しましょう！│まとめ

今回の記事では、京都府で注文住宅を検討する際におすすめなハウスメーカー・工務店10選をご紹介しました。それぞれのハウスメーカーごとの特色について詳細に解説しており、比較検討しやすい内容になっています。

京都府では様々なハウスメーカーがありますが、それぞれのハウスメーカーで特色が異なります。